何を植えればいい?屋上緑化に適した植物3選


冬に紅葉を楽しめるオタフクナンテン

メギ科ナンテン属に属するオタフクナンテンは漢字では「お多福南天」と表記し、縁起の良い名前の植物です。別名を「オカメナンテン」とも言います。江戸時代に日本で品種改良によって作り出されました。50センチほどの高さまでしか育たないため、グランドカバーとして利用されることが多いです。一般的なナンテンは赤い実がなりますが、オタフクナンテンはほとんど花を咲かせることがありません。一方で冬になると葉が赤く色づくのが特徴です。

乾燥に強いタイトゴメ

タイトゴメはベンケイソウ科マンネングサ属に属する多肉植物で、初夏から夏にかけて黄色い小さな花を咲かせます。近縁種に白い花を咲かせるシロバナタイトゴメも存在します。乾燥や温度の変化に強いのがタイトゴメの特徴です。一方で踏圧には弱いため、踏みつけてしまわないよう注意が必要です。マンネングサ属の植物はセダムとも呼ばれ、タイトゴメの他にメキシコマンネングサやツルマンネングサなども屋上緑化に利用されることがあります。

手間がかからないリュウノヒゲ

リュウノヒゲはジャノヒゲとも言い、キジカクシ科ジャノヒゲ属に属します。その名の通り、龍のひげのような細長い葉が特徴です。夏になると小さな花を咲かせ、青い実がなります。リュウノヒゲは日陰にも植えることができ、植えっぱなしであまり水や肥料をやらなくても育つため初心者に適した植物と言えます。葉が黒い「黒龍」や、白い斑が入った「白龍」といった品種も存在し、いずれも育てやすいため好みで選ぶといいでしょう。

屋上緑化を行う際には、建物内に水が漏れてこないように防水工事を行う必要があります。また、根が建物に食い込まないよう防根シートが使われることもあります。